亡くなった父が持っていた株を、相続権のない祖母が勝手に現金化した場合
3ヶ月前、父がなくなりました。
父は、土地と建物と1億5千万円相当の株を持っていたので、これらの財産を母子で均等に分けると思っていました。
しかし、今日、この株を相続権の無い祖母が勝手に現金化して、文書偽造の罪で警察に自首しました。
お金はおそらく祖母か腹違いの兄,姉の口座にあると思います。
どうすれば取り戻せますか?
それとも、お金はあきらめて、残った土地・建物を相続することに注力するべきですか?
ご助言よろしくおねがいします。
(祖母は、母のことを嫌っているため、財産を腹違いの兄弟にあげるため、そして、73歳の高齢で初犯、自首ということで刑は軽いことまで考えづくめでやっていると思います。また、祖母自身の財産は、腹違いの兄弟に名義を変えています。もしかすると預金もすべて移して、法律上は一文無し状態にしているかもしれません。)
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- 塩澤法律事務所
塩澤 彰也
お金についてあきらめるべきではありません。
1億5千万円相当の資産がどこにあるかを探偵会社を使うなどして調査した上で、
祖母及びその資産がある者(腹違いの兄姉)に対して、不法行為に基づく損害賠償請求。
その前にそれらの者に保全処分を検討。
さらに、上記手段以外にも、相手方が自分たちから返しますと言わせるよう、警察に対して、多大な損害を被った被害者として、意見を述べていくことが大事だと思います。
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- 司法書士行政書士 児玉事務所
児玉 卓郎
回答
相続人でないものがした処分行為は無効ですから裁判で争えば勝てると思いますが、祖母の刑の影響も考えなければなりません。
- 司法書士行政書士 児玉事務所
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- 関司法書士事務所
関 和男
刑事事件の経過(祖母の加担者も含む)と株の売却金の出金ルートを裁判で追う必要があります。
損害賠償追及逃れの財産隠しの場合、その追及も検討する必要があります。 - 関司法書士事務所