相続人死亡

回答

甥に方の相続権発生後に甥が亡くなられたわけですから甥んい一旦発生した相続権は甥の相続人に発生することになります。

甥の相続人が権利を得ます。

一旦相続が開始したあとは、甥の財産となっているので、甥の相続人が相続人たる地位と財産を引継ぐことになります。

甥御さんが既婚者かどうか，お子さんがおありかどうかなどにより，法定相続人に違いがあります。

１．甥御さんが結婚されており，お子さんがいる場合
　甥御さんの妻とお子さんが法定相続人となります。妻の相続分は２分の１，お子さんの相続分はお子さん全員で２分の１となります。つまり，お子さんが３人の場合，妻は２分の１，お子さんお一人あたり６分の１となります。なお，お子さんが既に亡くなられている場合でお子さんに甥御さんから見たお孫さんがいらっしゃる場合，お孫さんは亡くなられた甥御さんのお子さんの代襲相続人となります。
１．甥御さんが結婚されているが，お子さんがいらっしゃらない場合
　甥御さんの親が存命の場合，妻の法定相続分は３分の２，親の相続分は３分の１となります。ご両親が健在の場合，ご両親お一人あたりの相続分は６分の１となります。
　甥御さんの親が既に亡くなられている場合，妻の法定相続分は４分の３，甥御さんの兄弟姉妹が健在であれば，兄弟姉妹全員で４分の１となります。兄弟姉妹のうち亡くなられている方がおありの場合，兄弟姉妹のお子さんが亡くなられた兄弟姉妹の代襲相続人となります。
　甥御さんの親が亡くなられており，甥御さんに兄弟姉妹もいない場合，妻がすべてを相続します。
１．甥御さんが結婚されていない場合
　甥御さんが結婚されておらず，お子さんもいらっしゃらない場合，親が健在であれば，親がすべてを相続します。
　甥御さんが結婚されておらず，お子さんもなく，親も亡くなられている場合，兄弟姉妹が全員で相続人となります。そして，兄弟姉妹のうち亡くなられている方がおありの場合，兄弟姉妹のお子さんが亡くなられた兄弟姉妹の代襲相続人となります。
１．甥御さんが結婚されておらず，お子さんもなく，親も亡くなられ，兄弟姉妹もいない場合，相続人不存在として民法９５１条以下の手続きにより処理されます。